インド旅2016秋〈7日目①〉ハンピを目指してまずは鉄道で中継地のホスペットへ向かう

 

ハンピ行きの寝台バスをギリギリ逃した私たちは、やむなくその晩をゴア(Goa)で過ごしました。
マルガオ駅周辺はこれまで体験した穏やかで優しい南インドの印象を変えてしまうほど殺伐としており、夜出歩くことが少し怖いくらいでした。

で、ハンピへの行き方ですが、バス以外としては、電車でホスペット(Hospete)まで行く方法があります。ハンピ(Hampi)はそこからオートリキシャで30分ほどの距離です。
現地で聞いた話によると、朝7時に駅へ行けば7時半の列車に乗れるとのこと。所要時間は約7時間。予約は必要ないそうです。

というわけで、翌朝7時にマルガオ駅(Madgaon)にやってきました。
色んな方のブログで体験談を読んでいると、チケットを取るのが難しいとの声もありました。なので、少し緊張しながらチケットカウンターを探しました。

行ってみると、怖れていた混雑はありませんでした。
列の流れも非常に早く、2人で240ルピーで簡単に購入することができました。いやー、良かった良かった。

「しっかし安いなー」なんてチケットを確認していたら、それもそのはずGENERAL(一般席)を買っていたんですね。
G席といえば、泣く子も黙る最下層の人々が乗車する車両です。窃盗、痴漢、スリなどが頻発するため、観光客はまず利用しない席なのです。

やっべ交換しなきゃと再度チケットカウンターに並びましたが、「ここでは一般席しか売ってないから別棟へ行きな」とけんもほろろの始末。
しかしながら別棟の場所も分からなかったので上品そうな係員に泣きついたところ、「とりあえずどこでもいいから好きな席に座っておきなさい。
列車の中で不足分のお金を払うことができるでしょう」とのこと。上手くいくといいけど。

列車は07:45分に到着。
少し前に番線を教えてあげたフランス人が、「僕は1,000ルピー以上払ってエアコンのきいた二等席を予約してあるんだー」なんて涼しい顔をして通り過ぎて行きました。
私たちは2等席だと気がひけるので、スリーパークラスの車両に飛び乗りなんとか席を確保。自分の席のフリをして陣取りました。

スリーパークラスには初めて乗車しましたが、結構な混雑ぶりです。
様子を見ていると、みんな早い者勝ちで席を取っているように見えました。

間も無く乗務員がやって来て、チケットを確認されました。
案の定「このチケットじゃこの車両に乗れないよ。次の駅で変わりなさい」みたいなことを言われてしまったので、「ここがいい!」と言い張りました。
すると、「分かった、分かった。後でまた来るからここに居なさい」と。私たちの粘り勝ちです。

ひと安心して隣の席を見ていたら、家族連れのお母さんが朝食の食材を広げ調理を始めました。
包丁やソース、塩袋まで取り出して、まさに自宅の台所さながらです。

興味津々に眺めていると、チャパティとおかずを分けてくれました。豆とトマトとチキンみたいな肉が入っていて、なかなか美味でした。
豆の茹で加減が固めなのが印象に残りました。

こういう触れ合いは寝台バスじゃできなかったでしょう。
「むしろ電車でよかったねえ」なんてしみじみしてると、さっきより偉そうな乗務員がやって来て、チケットを変更・購入することができました。
1人110ルピーの追加料金です。

乗務員がリストを吟味して、私たちの席を見つけてくれました。
16番と19番でした。割りと近めで良かったです。

席が決まったのは良かったのですが、その席にはもちろん誰かが座っているわけで。。。
そこにいたのは10人以上の大家族でした。私たちが席を移動したせいで、座れなくなってしまった子供達。こちらとしても気まずかったですが、あっという間に仲良くなりました。
聞けば、フブリ(Hobri)にいるおばあちゃん家に帰省するとかで、名前は何だとか僕の名前を日本語で書いてくれとか、とにかく楽しく過ごしました。
最近は子供達の方が英語が達者なんですね。勉強大好きな男の子が熱心に話しかけてくれました。

ダガグ(Gadag)で残りの子供達とお別れした後、少し眠ると目的の町ホスペット(Hospet)へ到着。15:00を回っていたと思います。
実は宿泊先のホテルから300ルピーで迎えを出してもらえたのですが、少しでも旅の資金を節約したい。
それに、自分の力で旅を全うしたいという思いもあり、有り難いお話ですが、お断りして自力でハンピを目指します!

 

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